責任取りたくない
私は、「起業したい」「自分でお仕事をしたい」と言いながら、ずっと本気で活動が出来ませんでした。
何故なら
責任を取りたくなかったから♡
本当にクズなことをぶっちゃけたので、可愛らしい色付けにしてみました(笑)
笑い事ではありません( ;∀;)
数年の間に、何度も無料プレゼントや料金をいただくという経験もさせていただいたんですが、無料でも有料でも「お客様が来る」ということが、震えるほど恐怖だったんです。
ずっと憧れていたキラキラ起業家さんたちの、"自分の考え"や"自分で作った商品を売る"ということをやりたかったのに、実際にそれらをやろうとすると、憧れているだけでは見えなかった「恐怖」がありました。
要因はたくさんありますが(コンセプトや商品のターゲット・ペルソナ設定を作り込んでない、集客に大きなブロックがある、お金や人間関係の大きなブロックがある等)、いずれも、一言でまとめてしまえは「責任を取りたくなかった」んです。
つまり、「"自分"に責任を取りたくなかった」わけです。
責任転嫁が出来るビジネスをやろうとしていた時代
どうにか自分の責任にならずに、でも誰の言うことも聞かずに自分の思う通りに出来るお仕事がしたかった私。
誰からも指摘されずに、自分の思う信念や思いだけで「ファン」が出来て、自分の思いが商品になりお金になる。
心の底から憧れました。
でも、当時の私には、これと言って何の信念もなく、抜きんでた特技や才能もなく(むしろ全部中途半端に辞めている)、誰かに憧れられるような奇跡を起こしたこともない。
自分から逃げて、自分を隠し続けて来た私は、シャレにならないほど空っぽな自分の体がここに物理的に残っているだけでした。
さらに、「誰かにお金を払って教えを乞う」ということは死んでもしたくないという、エベレスト級に高いプライドを持っているせいで、無料の範囲内で自分で何とかするしかありませんでした。
さらにさらに、「自分の存在を知ってもらわなくても、私のブログや商品を読んでくれた人が"あなたに是非お願いをしたい!"と思われて勝手にオファーが来るんじゃないか⋯♡ぐふふ」なんていう、
あわよくば精神の下心もしっかり持ち合わせていました。
しかも、これらを私自身が思っていることだと認めることが出来ずに、この下心たちを隠し、お客様に自分の存在を認めさせようとしていた自分に気が付かずに5年以上も「上手く行かない⋯」と苦しみ、本気で悩んでいました。
もはや、ここまで来るとネタでしかありません(笑)
逆に清々しく思えて来ますね(笑)
責任転嫁暗黒時代
もう、この時代は、とにかく仕事でも何でも「人のせい」が私の基本でした。
自分で決めることをしないで、誰かの常識や期待に応えることで「あなたが私にそうさせた!!」と責め
自分が不幸なことも「あなたが私をいじめたから!」「あなたが私を愛さなかったから!」と責め
自分が人間恐怖症でいることも「あなたが私を否定したから!」「あなたが私を受け入れてくれなかったから!」と、とにかく1~10まで人のせいにしまくって生きていました。
今、私がやりたいことを我慢しているのも、自分のことを好きになれないのも、常に不安を感じていることも、いつまで経っても幸せになれないのも。
全部、「誰かのせい」だと本気で思っていました。
起業が出来ないのも応援してくれる人がいないからだと思っていたし、
自分のやりたいことを思いっきり出来ないのも家族や環境が許してくれないせいだと思っていたし、
集客が怖いのも過去に私を私利私欲で騙した人のせいだと思っていたし、
ブログで書きたいことを書けないのも否定をするコメントを書いて来る人たちのせいだと本気で思っていました。
もう親に手取り足取り育ててもらわないといけない子供じゃないのにね。
もう自分の足でどこまでだって行けるのにね。
もう今この瞬間からだって好きな選択をすることは出来るのにね。
私は、失敗や恥をかいたときに言い訳出来る材料が無いことが怖くて、
自分の責任を取らなくて済むように「自分を生きられないのは他人のせい」ということにしていたんです。
そんなマインド(精神)で起業をしようとしていたので、ターゲットを定める人も、作る商品も、書くブログも、全部「自己責任を取らずに済むもの」ばかりでした。
自分がお客様側だった時のマインド(精神)
当然、私がお客様として、誰かのサービスを利用する時も「自己責任を取らない」前提でした。
つまり、「お金を払う私は、あなたのサービスを受ける側なんだから何の責任もない。」「私を嫌な気持ちにさせたあなたが悪い。」「お金を払っているんだから、何とかしてくれんでしょ?」と言ったようなマインドでした。
(鬼滅の刃の堕姫マインド( ;∀;)♡)
"モンスタークレーマー"とは、本当に、私のことを言います( ;∀;)
(今までの、起業家さんたち、本当にごめんなさい⋯)
「責任を取る」という意味合いを、私は大きくはき違えていたんです。
私は、自分で自分の責任を取らずに、誰かに自分の責任を取ってもらおうとしていたんです。
私自身が、そんなマインドで"お客様"として立ち回っていたので、自分が起業をした時に「お客様が来るのが怖い」と思うのは、当然だったんです。
誰よりも、私自身が「他人に責任を取らせるつもりで、サービスを購入していた」んですから。
「なんちゃって起業」のススメ
自己責任は、取らなくても生きていけます。
自分と向き合わなくても死にません。
そして、見たくない自分を見るということは、並大抵の覚悟では出来ません。
悶絶し取り乱し、穴があったら入りたいほど耐えがたいもので、時間も年数もかかります。
しかも厄介なことに、一人でやると、自分を認めるはずが「自分責め」になっていることに気が付かずに、どんどんコンプレックスも悪化しやすいです。
なので、「責任は取りたくない」と思っているうちは、無理に責任を取ろうとするのは辞めた方がいいです。
まずは、自分とじっくりと向き合い、受け入れる時間がたっぷり必要です。
おススメなのが、自分と向き合い受け入れる時間を設けつつも、責任を取らない方法で行う《なんちゃって起業》です。
・ノルマも期限も制限もない
・批判やクレームもなく、自分の思うやり方だけを貫く
・1円もお金をかけずに出来る