自分で自分を満たして大切にすると、周りの人たちや環境も自分を大切にしてくれるようになります。
ですが、100%自分の思い通りに周りの人が動いてくれたり、100%自分が言って欲しいことだけをいってくれたり、100%自分の望むことが許されるようになるわけではありません。
まず、「何故、自分で自分を満たし、自分で自分を大切にする必要があるのか?」と言うところを理解する必要があります。
そもそも、何故、自分を大切にすると周りの人たちが自分に優しくなると思いますか?
それは、お互いに「こうされたら嬉しい」「こうされたら嫌だ」と言うことを伝え合えて
大切にし合う対応をお互いに取り合えるからです。
そうなるには、何が必要だと思いますか?
- そもそも、相手の人は「敵」ではないと思える自分
- 自分にも「されて嬉しいこと」と「されて嫌なこと」があるように、相手の人にも「されて嬉しいこと」と「されて嫌なこと」があるという、視野で見られる自分
- 「相手の嫌だと感じることをしてしまった」という事実を受け止められる自分
- 相手が嫌だと感じることをしてしまった時に「自分自身が嫌われたわけではない」という自身の存在と別の問題だという事実を切り分けられる力
こういったことが必要となって来ます。
簡単に言えば「自己肯定感」が必要なんです。
自己肯定感が低いと、誰かに自分を肯定してもらったり、自分の感情を許してもらう言動を取ってもらえないと自分を保てません。
その状態でいれば、どれだけ自分の味方でいてくれる人も、自分の望む言動を取ってもらえなかっただけで「敵」になってしまうんです。
甘えたり頼ったり弱さを見せるのは、「味方」だと思える人にしか出せません。
だから、「味方」と思える人や「信頼」の関係性を自分で築けるように、根本から自己肯定感を上げるために、"自分で自分を大切にする"ということをやるんです。
その為の手段の一つが、「自分の"今"の本音に素直になって行くこと」なので、私はその部分を発信しています。
自分で自分を大切に出来れば、何でも全て許される魔法の現実がやって来るわけではないので注意が必要です。
大切にされたいなら、自分も相手を大切にすることです。
それをするには、心が枯渇している状態では出来ないので、「大切な関係性を育めない自分」を丁寧に1つずつ癒して行くことが重要だということです。
その為の「どんな"今の本音"も自分で許していく」作業をしていくのが私のやり方です。
つまり、「自分自身でも”さすがにこんな自分はヤバイよな⋯”と思う自分を許すこと」は、「大切な関係性を育める自分」になるための通過点に過ぎないということです。
何故なら、そんな欲求を持ってしまっている自分の事実は消せないし、どれだけ隠しても、一度許して消化してあげないと前に進むことが出来ないからです。
弱い自分を許して欲しいなら、自分も相手の弱いところを許す必要があります。
今、一緒に居てくれる人がいることが、どれだけ有難いことか。
不完全で未熟な自分を許して受け入れてくれることが、どれだけ有難いことか。
自分が受け入れて欲しいと思う相手も、同じように自分を許して受け入れて欲しいと思っているということをどれだけ腑に落とせているか。
一度に全てをこなすことは出来ないので、「まずは自分からです」とお伝えをし続けているのです。
今は、この意味が分からなくても、自分で自分を大切にし続けた先で必ず「自分以外の人と関係を育む」という凄さや有難みが生まれます。
必ず、見えていなかったその人なりの愛情が見えて、心から「感謝」が生まれます。
自分自身でも分かっているヤバい自分を認めて、周りの人に甘えて頼った先で、たくさんの人たちが言っている意味がやっと理解出来る日がやって来ます。必ず。
認めたくない・見たくない自分から逃げているうちは、毎日の生活を送ることに何の支障もありませんが、心から愛し愛される信頼関係を育む絆は手に入りません。
多くの人は、"都合の良いところ"だけをかいつまんで、そこで終えてしまうから、現実も変わらないし拗れたままで、何をしても現状が変わらないところから抜け出せないんです。
自分自身が一番分かってるはずなんです。
「このままの自分じゃダメだ」って。
私のブログやメニューは、自分でも分かっているダメな自分を「ただ許すだけ」のものではないのです。
「大切な人と信頼し合える関係を育める自分になるための<第一歩>」をお伝えしているのです。
自分も相手も大切に出来る自分になれるから、だから、「本音でいる方が愛される」ようになるんです。
逃げていた自分と向き合う覚悟をして、そんな自分と向き合うサポートをするために私は発信をしています。
今日は、熱が入りすぎましたね。
どなた様も、よい日曜日をお過ごしください。